婚活泥沼事件簿

孤独を享受せしめる婚活

婚活がはたして人類の救いになりえるか?この問いを出された際に私は答えに躊躇したのだ何故ならば我々の言うところの救いとはすなわち魂の救済であり、充実であり、そして絶望でもあるからだ。婚活によって人の魂が浄化され救われるだろうか?素直に言えばその可能性は大いに有り得る、あり得る事ではあるものの、しかしソレは正確ではない。
強いて我々の言葉でいうならば『婚活で助かったりなんかしない、アナタが一人で助かるだけだよ』と言った具合になんとも味気ないものとなってしまう。何故ならば婚活は誰も救わないからだ、いいや言い方が悪かったな、正確には婚活を行うのはアナタ自身であり究極的に言えば婚活を行うアナタ自身によってアナタは救われるのである。つまり婚活が人を救う事は無いがアナタがアナタ自身を婚活によって救うという事はあると言う事だ、お解りいただけただろうか?

婚活における永き苦しみ

婚活とは人生における暗闇の時期だ、先は見えずどれだけ手を必死に振りかぶったところでその手に感じる感触は婚活と言う名の底知れない『闇』だけである、婚活とは永久の闇の中で光を求めて彷徨う行為である、結局光を見つけられないまま暗闇の中で汗と涙と嗚咽に紛れて消え行く事も少なくはないが、必ずしも皆が悠久の暗闇のなかで結婚と言う名の光を見つけられないまま失意の日々を過ごすわけでも無い事は今現在のアナタが証明している、なぜならアナタの存在こそが婚活が成功した証であり、証明なのだ、何も悲観する事はない道は続いている婚活を行う者は婚活によって救われると言う事である。

孤独との決別

婚活にとっての最大にして最後の目標、終着駅と言っても過言ではないこの婚活における最終目標こそ我々が全速力で目指すべき地点、いや全速力で駆け抜けるべき地点であり重要なのは婚活の果てにその地点へ行き着く事ではなく、婚活の終着点へとたどり着きそこから新たなるアナタ自身の道を歩みだす事である、だからこそ婚活の終わりは孤独との決別であり、また苦難の道との再開であるのかもしれない、アナタは婚活の暗闇のなかでアナタ自身にとって最良の結果を選んで構わない、辛く長く険しく苦しい坂道を新たに登るのか、暗闇の中で一人寂しく堕落の坂を転がりながらゆっくりと埋没していくのか、全てはアナタに選択権があり、どちらを選んでも辛く苦しい人生が待っているだろう、しかし人の世とはえてしてそういうものである。

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